自殺に失敗する

3週間、毎日のように自殺をはかっているのに、1度も死なない。死なないどころか、以前と変わらない。変わったことはと言えば、体が不健康になるくらい。痛いところが増えた。そのくらいで。意識を失うことはほとんどない。苦しみに2時間も3時間も意識があるまま耐えるだけ。苦しいよ。苦しさを乗り越えたら死ねるんだと信じて耐えて、時計を見たら生きてる。ただ、ひとつだけ、買い物中によくひとにぶつかられて、相手には謝罪さえされない。本当はどこかで死んだんじゃないかと……でも、SNSは普通に更新できるから、きっと生きている。両親にもわたしは見えてる、だから生きているんだと。


死んだらどこに行くんだろう?と考えてみたり、調べたりして、肉体が死んでも、魂はこのままさ迷うんだって。それでもいい。

植物状態になって、いまみたいな生活ができなくてもいい。何もかも忘れてしまっても、忘れられても、その覚悟なんかできてるから、死ぬって決断したんだ。


首を絞めたあとは顎をあげるとたくさんあって、これを見る度に、まだ生きてる、早く死ななきゃ、って思う。


みんな、どうして苦しくても生きてるんだろう?楽しいことをするために生きてるって言ってた、仕方がなく生きてるって言ってた、理由を探すために生きてるって言ってた、やるべき事を終わらせるために生きてるって言ってた、意味なんてないって言ってた、どこかにいる誰かと愛し愛されるために生きてるって言ってた、子孫を増やすために生きてるって言ってた、答えなんて見つからないって言ってた。

この生命が奇跡なんだとしたら、どうしてわたしだったんだろう?正しく生きている人が正しいと証明するため?


興味深い記事を読みました。

自殺をしても、まだ死んでないと繰り返すそして、他の人とまた繰り返す。そうして、あの世へ行って、旅をして、また、この世界に生まれて、また同じ年の頃に死にたくなる。

繰り返す。わたしは、5歳か6歳頃には、漠然と死にたくて、理由はなく、ただ死にたくなってた。その度に理由を見つけて、死にたい死にたいと言って。浅瀬の川でも、橋の上に行くと、怖い。高いところは平気なのに、どうしても、橋だけは怖い。そして、その理由を遡るべく、家系図を調べると、昔、7歳で飛び込んだご先祖さまがいることがわかった。そして、わかったの、また生まれ変わっても、こうして繰り返すのだと。わたしが産まれる前に飼われていた猫は車に轢かれて亡くなったらしい。両親は、一度流産を経験して、悲しくて毎日泣いていた。だから、わたしを授かったんだと言っていた。でも……でも……わたしは、期待に答えられないよ。


次に生まれ変われるなら、もっともっと容姿にも気を遣おう。そして、もう愛する人を大切にすることを忘れない。税金、払いたくないなあ。